お手手つないでゴールの平等教育方針は変わりつつある?

2015年03月03日 15:15

数年前?ゆとり世代でしょうか、運動会でみんなが横一列に並び手をつないでゴールさせるというのを聞いたことがあります。昔は中学校や高校で試験結果を廊下に張り出したりしていましたよね?それも最近では見られないそうです。平等に教育を受ける権利はありますが、お手手つないでゴールはいかがなものかと、当時感じたことを覚えています。

娘の学校では3学期になって放課後授業が始まりましたが、成績のできる順で組み分けされ、算数などをできない子は基礎から、できる子はより発展した問題を解くように指導されているようです。放課後授業は基本授業日数に入らないため、任意となっています。だからこういった通常授業とは違った、レベル分けした学習ができるのでしょう。娘のクラスでは過去の学力テストを受けたりしているそうです。中学受験でいうところの過去問でしょうか。学校なのに塾っぽい、学校が今までの学校ではなく塾を手本にしているのか?そう思わせる部分も見られます。

中学受験は競争です。いくら自分が一生懸命やったとしても、それがほかの子より劣っていた場合は、不合格となることもあります。運動会でお手手つないでゴールしたとしても、大会に出ればやはり順位をつけられるのです。


新学期に向けて塾の春季講座や新学期からの入塾を進める広告が目立つようになりました。学校では順位をつけられませんが、塾では成績ごとに組み分けされたり、テストの結果が張り出されるなど、他との競争をバネに頑張る姿勢を意識付けさせさせています。競争心で火がつくタイプなのか、そうではないのか、娘はどちらかまだよくわかりません。競争心が鍛えられるなら塾もいいな~なんて思ったりもします。